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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療

心房細動と抗血栓療法—ワルファリン? 抗血小板薬?

著者: 揚志成1 茅野真男1

所属機関: 1国立病院東京医療センター循環器科

ページ範囲:P.795 - P.797

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●器質的心疾患(リウマチ性弁膜症,人工弁置換術後,左心室瘤など)に合併する心房細動症は抗凝固療法の適応である.
●非弁膜症に合併する心房細動症では,高リスク群(心不全,左室機能低下,塞栓症の既往,高齢者女性など)において,抗凝固療法が適応である.本邦では,低リスク群でアスピリン療法が行われているが,予防効果については,現在多施設無作為試験1)が進行中である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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