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今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療
血栓性素因患者のマネージメント
著者: 藤村欣吾1
所属機関: 1広島大学大学院医学系研究科病態薬物治療学
ページ範囲:P.802 - P.804
文献購入ページに移動●先天性,後天性を含めた血栓性素因について有効に管理を行うためには,病歴をはっきりさせ,診断を確実にすることが重要である.しかし,原因不明の場合もあり,新たな疾患の解明が必要となる.
●各種血栓症の発症,再発予防については,日常の生活習慣の是正に始まり,血栓症の引き金となる要因の排除ないし注意が必要である.
●治療については一定の見解を得るに至っていないが,血栓症の既往のある例ではとりあえずワルファリンをINR 1.5〜2を目安に使用する.動脈系や動静脈系の血栓症に対しては抗血小板薬を併用する.
●各種血栓症の発症,再発予防については,日常の生活習慣の是正に始まり,血栓症の引き金となる要因の排除ないし注意が必要である.
●治療については一定の見解を得るに至っていないが,血栓症の既往のある例ではとりあえずワルファリンをINR 1.5〜2を目安に使用する.動脈系や動静脈系の血栓症に対しては抗血小板薬を併用する.
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