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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻6号

2000年06月発行

文献概要

今月の主題 症例から学ぶ水電解質・酸塩基平衡異常 症例・酸塩基平衡異常

大量嘔吐をきたした幽門狭窄例

著者: 松尾清一1 藤田芳郎2 伊藤恭彦2

所属機関: 1名古屋大学医学部第3内科 2中部労災病院内科

ページ範囲:P.949 - P.951

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 【症例】16歳,男性(高校生).3年前,腹痛・嘔吐の出現で十二指腸潰瘍を診断され,内服治療で軽快.半年前より再度嘔吐出現.最近嘔吐の頻度が増加していたところ,昼食中突然下肢上肢の筋硬直が出現したため救急外来受診.
 血圧 106/60mmHg,脈拍 94/分・整.
 血液生化学:Na 132mEq/l,BUN 46.0mg/dl,K 2.5mEq/l,Cr 4.5mg/dl,Cl 61.5mEq/l,UA 13.2mg/dl,pH 7.57,PaCO2 41.5mmHg,HCO3- 37.6mEq/l
 尿生化学:U-pH 8.0,U-Na 54mEq/l,U-K 52mEq/l,U-Cl 2mEq/l
 血中ホルモン濃度:血漿レニン活性 23ng/ml/hr,アルドステロン 250pg/ml

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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