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文献概要
今月の主題 ブレインアタック Brain attack 責任病巣をいかに捉えるか
脳梗塞超急性期のSPECT/PET
著者: 下瀬川恵久1
所属機関: 1秋田県立脳血管研究センター放射線科
ページ範囲:P.1091 - P.1095
文献購入ページに移動●脳梗塞超急性期のSPECT/PET(single photon emission computed tomography/positron emission tomography)による機能的画像検査では,CTやMRI検査での形態学的変化の出現以前に虚血の範囲や程度を診断することが可能である.
●追跡CT上の不可逆性組織障害部位や血栓溶解療法後の出血性梗塞の出現予測には,超急性期のSPECTによる脳血流量測定が有用である.
●PETでは,脳組織酸素代謝も含めたより詳細な虚血病態の情報を得ることができる.
●追跡CT上の不可逆性組織障害部位や血栓溶解療法後の出血性梗塞の出現予測には,超急性期のSPECTによる脳血流量測定が有用である.
●PETでは,脳組織酸素代謝も含めたより詳細な虚血病態の情報を得ることができる.
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