icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina37巻7号

2000年07月発行

今月の主題 ブレインアタック Brain attack

責任病巣をいかに捉えるか

解離性動脈瘤

著者: 水戸泰紀1

所属機関: 1旭川赤十字病院神経内科

ページ範囲:P.1105 - P.1108

文献概要

●解離性動脈瘤の診断頻度はMRIなどの画像診断の普及とともに増加している.
●成因により特発性と外傷性に,また解離が動脈の層状構造のどこに生じるかによって,外膜下解離と内膜下解離に分類される.
●突発する頸部痛や頭痛で発症することが多いが,血管狭窄や閉塞による脳虚血症状あるいは血管破綻によるくも膜下出血という全く反対の病態を呈する.
●虚血発症例には主に抗凝固療法が施行される.出血発症例では手術適応の検討も必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら