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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック Brain attack 脳卒中急性期の治療戦略

脳出血の急性期治療と外科治療の適応

著者: 本藤秀樹1

所属機関: 1徳島県立中央病院脳神経外科

ページ範囲:P.1139 - P.1141

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●脳出血の診断はCTで容易であるが,非定型例ではDSAやMRIで脳動脈瘤,脳腫瘍などを鑑別する必要がある.発作早期に血腫増大をみることがあり,血圧管理は重要である.
●手術適応については,被殻出血が30ml以上,小脳出血が15ml以上,皮質下出血は40ml以上の症例に適応がある.視床出血,橋出血には開頭術の適応はなく,血腫吸引術が試みられているが,その評価はまだ定まっていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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