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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック Brain attack 脳卒中急性期の治療戦略

急性期リハビリテーションの適応と阻害因子

著者: 横山絵里子12

所属機関: 1秋田県立リハビリテーション 2精神医療センターリハビリテーション科

ページ範囲:P.1149 - P.1151

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●脳卒中急性期リハの目的は,廃用症候群を予防し,障害された機能の回復を促通することであり,脳卒中の臨床病型や病態を考慮して適応を判断する.
●急性期の積極的な坐位訓練を避けたほうがよい症例は,進行性脳梗塞,心内血栓を認める心原性脳塞栓症,止血が未確認,あるいは血圧管理不良の脳内出血,脳血管攣縮の危険性が高い破裂脳動脈瘤,原因不明の脳卒中,重篤な合併症を有する例などで,血行力学的機序が関与した可能性がある脳梗塞では慎重に開始する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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