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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック Brain attack 再発予防と慢性期の管理

無症候性脳梗塞は治療対象となりうるか?

著者: 棚橋紀夫1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1161 - P.1162

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●無症候性脳梗塞では症候性脳梗塞と同様に,臨床病型(アテローム血栓性,ラクナ梗塞,心原性,その他)を明らかにするにため,MRアンギオグラフィ,頸部超音波検査,心電図,心臓超音波検査などを行う.
●ラクナ梗塞が80%以上と最も多いが,あらゆる臨床病型で高血圧をはじめとする危険因子の管理が最も重要である.
●アテローム血栓性脳梗塞の場合には抗血小板薬,心原性脳塞栓の場合はワーファリン®による抗凝固療法を行う.ラクナ梗塞で特に単発の場合は,抗血小板薬は使用しない場合もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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