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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻8号

2000年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2000 循環器疾患の薬物治療の基本

心筋梗塞

著者: 河野通1 佐藤和義1 上松瀬勝男2

所属機関: 1駿河台日本大学病院循環器科 2日本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1227 - P.1232

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●急性心筋梗塞(AMI),不安定狭心症(UA)の共通した病態として冠動脈の粥腫の破綻,引き続く血栓形成が大きく関与している.
●血栓溶解療法の開始が早いほど残存心筋は増加し,症状が出現してから少なくとも12時間までに再灌流することで死亡率の低下が認められている.
●AMIの冠動脈の閉塞血栓に対して重要な薬物療法は血栓溶解療法,抗トロンビン療法そして抗血小板療法の3つである.
●数多く発症しているAMIを対象としてみたとき,依然再疎通療法としては血栓溶解療法が簡便で発症早期に再灌流が得られるという点で大きな意味を持っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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