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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 2000 循環器疾患の薬物治療の基本
心不全
著者: 川合宏哉1 横山光宏1
所属機関: 1神戸大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1240 - P.1243
文献購入ページに移動●心不全の進展には種々の神経体液性因子や炎症・免疫活性物質が関与しており,レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系と交感神経系の活性亢進が特に重要である.
●ACE阻害薬,β遮断薬は慢性心不全患者の生命予後を改善し,慢性心不全の標準的治療として確立された.
●心不全患者に対するACE阻害薬,β遮断薬の投与方法は少量より開始し,徐々に増量していく.
●アンジオテンシン受容体拮抗薬はACE阻害薬と同程度の生命予後改善効果を有する.
●ジギタリスは頻拍性心房細動患者には第一選択薬と考えられ,また洞調律心不全患者のQOL改善効果を有する.
●カリウム保持性利尿薬のスピロノラクトンは,心不全患者の生命予後を改善する.
●ACE阻害薬,β遮断薬は慢性心不全患者の生命予後を改善し,慢性心不全の標準的治療として確立された.
●心不全患者に対するACE阻害薬,β遮断薬の投与方法は少量より開始し,徐々に増量していく.
●アンジオテンシン受容体拮抗薬はACE阻害薬と同程度の生命予後改善効果を有する.
●ジギタリスは頻拍性心房細動患者には第一選択薬と考えられ,また洞調律心不全患者のQOL改善効果を有する.
●カリウム保持性利尿薬のスピロノラクトンは,心不全患者の生命予後を改善する.
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