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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻8号

2000年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2000 病態に応じた循環器薬の使い方 β遮断薬

作用機序・効果・種類・特徴・副作用・禁忌

著者: 江口麻里子1 土橋和文1 島本和明1

所属機関: 1札幌医科大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1273 - P.1276

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●β遮断薬はβ受容体に対する競合的拮抗作用で効果を発現する.薬理作用はβ受容体の分布により決定される.
●β遮断薬は多種の薬剤を有し,ISAないしは受容体選択性などの特徴により分類される.
●薬理作用,副作用が多彩であり,合併症をよく考慮した上での薬剤の選択が望まれる.
●副作用には高頻度に気管支喘息,徐脈性不整脈,中枢神経症状,末梢循環不全などがあるため,使用にあたっては注意を必要とする.
●中止の際は離脱症候群をきたしうるため,漸減中止ないしは厳重な観察が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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