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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻8号

2000年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2000 病態に応じた循環器薬の使い方 カルシウム拮抗薬

狭心症における使い方

著者: 本江純子1 斎藤穎1 上松瀬勝男1

所属機関: 1日本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1305 - P.1307

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●労作性狭心症に対してはβ遮断薬が第一選択薬となるが,気管支喘息などの合併症のためにβ遮断薬が投与できない患者に対しては,心筋収縮抑制作用・洞結節抑制作用を有するベンゾジアゼンピン系のジルチアゼム(ヘルベッサー®R)が,発作の緩解に有効である.
●冠攣縮性狭心症の予防には,Ca拮抗薬が著効を示す.
●しかしCa拮抗薬により発作がコントロールされている場合でも,薬剤の減量や中断により発作の再発が十分にありうるので注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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