文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 2000 その他の循環器薬の使い方
Kチャネル遮断薬(Ⅲ群薬)
著者: 磯本正二郎1 矢野捷介1
所属機関: 1長崎大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1362 - P.1364
文献購入ページに移動●Ⅲ群薬は活動電位持続時間を延長させることにより,あらゆる刺激伝導系の不応期を延長させる.
●Ⅲ群薬は大規模臨床試験により心室性不整脈に対する有効性が示されている.
●Ⅲ群薬には催不整脈作用があり,使用する場合には多形性心室頻拍などの出現に注意を要する.
●現在本邦ではアミオダロンおよびd,1-ソタロールの経口薬とニフェカラントの静注薬が使用可能である.
●Ⅲ群薬は大規模臨床試験により心室性不整脈に対する有効性が示されている.
●Ⅲ群薬には催不整脈作用があり,使用する場合には多形性心室頻拍などの出現に注意を要する.
●現在本邦ではアミオダロンおよびd,1-ソタロールの経口薬とニフェカラントの静注薬が使用可能である.
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