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今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM 考える診断学の実際 common symptoms and signs編
心音・心雑音異常
著者: 久代登志男1 上松瀬勝男1
所属機関: 1駿河台日本大学病院循環器科
ページ範囲:P.1463 - P.1465
文献購入ページに移動●身体所見は視覚,聴覚,触覚による病態評価であり,ローテク診断技術である.エコー,シンチグラフィなどのハイテク検査が進歩し,身体所見は軽視された時期もあった.しかし,ハイテク検査所見との対比により身体所見の限界と有用性,感度と特異度が再評価され,客観的評価法として確立されている.
●身体所見で解決できる問題と解決できない問題を明らかにし,解決できない問題について必要最小限の二次検査プランを立てる必要がある.
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