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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻9号

2000年09月発行

文献概要

今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM 考える診断学の実際 救急編

意識障害(特に失神)・痙攣

著者: 大生定義1

所属機関: 1横浜市立市民病院神経内科

ページ範囲:P.1480 - P.1482

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なぜ正しい診断が必要か
 意識障害は,昏睡から一過性のものもあり,その原因疾患によりすぐに死に至るものから,無処置でよいものまで多岐にわたる.痙攣についても,その治療が本当に必要な場合と念のため望ましい場合,あるいは妊娠・分娩を控えた女性のように慎重でなくてはならない場合と副作用とのかねあいでむしろ有害の場合もある.治療の要否の診断は原因疾患の診断と同じ程度に重要である.本稿では失神・痙攣の症例を中心に説明を進める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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