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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻9号

2000年09月発行

文献概要

今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM 考える診断学の実際 見逃してはならない疾患編

悪性黒色腫

著者: 吉池高志1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂伊豆長岡病院皮膚科

ページ範囲:P.1520 - P.1522

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疑うか?見逃すか?
 悪性黒色腫は皮膚癌のなかでも悪性度がとりわけ高い.見逃せば,時機を失し転移によって不幸な転帰をとる.ならば“ほくろ”のような黒色病変はすべて切り取るべきか?
 メラニン色素産生の強いわれわれ黄色人種は,その紫外線防御能によって,悪性黒色腫の発生頻度が白人の1/6〜1/10と低い(ハワイ・カウアイ島での調査)代わりに,良性黒色病変も多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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