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今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践 これだけは知っておきたい
グラム染色が役立つとき・PCR法が役立つとき
著者: 山根誠久1
所属機関: 1琉球大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.12 - P.14
文献購入ページに移動本来無菌的な検体(CSF),感染に伴う検体(膿),特殊な菌種,菌群(淋菌)でグラム染色による検体の直接検鏡は診断的意義が高い.
培養が難しい,培養に時間がかかる,緊急性が高いといった感染症に,PCRなどのプローブ検査が有効である.
PCRなどのプローブ検査では偽陽性の発生に特に注意が必要となる.
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