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今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践 内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ
性感染症(STD)
著者: 田中正利1
所属機関: 1九州大学大学院医学系研究院泌尿器科学分野
ページ範囲:P.89 - P.91
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オーラルセックスによる淋菌性尿道炎が増加している.淋菌とクラミジアの混合感染があることに注意する.淋菌性尿道炎に対しては経口薬を連続投与するより,注射薬の単回療法が望ましい.クラミジア性尿道炎に対してはテトラサイクリン系薬,マクロライド系薬,ニューキノロン系薬を使用する.症状がなくてもセックスパートナーの検査,治療を行うことが重要である.
オーラルセックスによる淋菌性尿道炎が増加している.淋菌とクラミジアの混合感染があることに注意する.淋菌性尿道炎に対しては経口薬を連続投与するより,注射薬の単回療法が望ましい.クラミジア性尿道炎に対してはテトラサイクリン系薬,マクロライド系薬,ニューキノロン系薬を使用する.症状がなくてもセックスパートナーの検査,治療を行うことが重要である.
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