icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina38巻1号

2001年01月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践 内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ

好中球数減少時の発熱のマネジメント

著者: 佐藤博子1 森澤雄司234

所属機関: 1東京大学医学部血液内科 2東京大学医学部感染制御部 3東京大学医学部感染症内科 4東京大学医学部呼吸器内科

ページ範囲:P.105 - P.109

文献購入ページに移動
ポイント
 好中球数減少時の発熱は,悪性腫瘍の診療における主要な緊急症の一つである.
 好中球数減少時には局所所見に乏しい場合が少なくない.
 血液培養検査は必ず2セット以上を採取する.
 好中球数減少時の発熱では,培養検査の結果を待つことなく,起因菌を想定しつつ,広域スペクトラムで殺菌的な抗生物質による治療を開始する.
 臨床像を経時的に把握して治療方針を頻回に再検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら