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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻10号

2001年10月発行

文献概要

今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療 治療の最前線

無症状の心機能不全をどう扱うか?

著者: 岡本洋1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学

ページ範囲:P.1662 - P.1664

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ポイント
 心機能低下が高度でも,必ずしも心不全症状を呈するとは限らない.
 心機能障害自体,生命予後,心不全による入院,心不全進展の独立した指標であり,無症状であっても,早期に対応を図る必要がある.
 治療戦略は,禁煙,肥満の解除,高脂血症や高血圧の是正など心不全の危険因子,増悪因子を除去することが基本で,心不全の発症,進展存防を目的にACE阻害薬投与が推奨される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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