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文献概要
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療 治療の最前線
無症状の心機能不全をどう扱うか?
著者: 岡本洋1
所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学
ページ範囲:P.1662 - P.1664
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心機能低下が高度でも,必ずしも心不全症状を呈するとは限らない.
心機能障害自体,生命予後,心不全による入院,心不全進展の独立した指標であり,無症状であっても,早期に対応を図る必要がある.
治療戦略は,禁煙,肥満の解除,高脂血症や高血圧の是正など心不全の危険因子,増悪因子を除去することが基本で,心不全の発症,進展存防を目的にACE阻害薬投与が推奨される.
心機能低下が高度でも,必ずしも心不全症状を呈するとは限らない.
心機能障害自体,生命予後,心不全による入院,心不全進展の独立した指標であり,無症状であっても,早期に対応を図る必要がある.
治療戦略は,禁煙,肥満の解除,高脂血症や高血圧の是正など心不全の危険因子,増悪因子を除去することが基本で,心不全の発症,進展存防を目的にACE阻害薬投与が推奨される.
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