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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻10号

2001年10月発行

今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療

治療の最前線

急性増悪時の対応

著者: 廣岡慶治1 是恒之宏1

所属機関: 1国立大阪病院循環器科

ページ範囲:P.1667 - P.1669

文献概要

ポイント
 慢性心不全の急性増悪時には,増悪因子が何かを評価することが大切である.
 利尿薬は単回静注投与のみでは効果が薄いことも多く,持続投与も積極的に考慮する.
 ドブタミンに反応不良あるいは投与中に悪化する例では,ホスホジエステラーゼ阻害薬が有効である.
 カルペリチドは血管拡張作用,利尿作用のみではなく,直接的な心筋保護効果により生命予後改善が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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