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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻10号

2001年10月発行

文献概要

今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療 治療の最前線

β遮断薬療法の実際

著者: 高橋寿由樹1 吉川勉1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科

ページ範囲:P.1674 - P.1676

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ポイント
 大規模臨床試験の結果,β遮断薬は軽症〜重症の慢性心不全に対して生命予後を改善することが明らかになった.
 ACE阻害薬,利尿薬,ジギタリスによる標準的治療をすでに受け,安定化した心不全に対して適応を考慮する.投与量は少量から開始し,徐々に増量していく.
 導入困難例への対応策の一つとして,カルシウム感受性増強薬などの強心薬を一時的に併用してもよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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