文献詳細
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
個々の病態への対応
文献概要
ポイント
慢性心不全患者の約30〜50%に睡眠時無呼吸が認められ,その約8割が中枢型無呼吸である.
睡眠時無呼吸は繰り返す低酸素血症による交感神経活動の亢進,睡眠の分断,心臓への過負荷を介して心不全を増悪させている可能性がある.
治療には夜間の持続陽圧呼吸,酸素吸入,炭酸ガス感受性の抑制など種々の方法が試みられている.
慢性心不全患者の約30〜50%に睡眠時無呼吸が認められ,その約8割が中枢型無呼吸である.
睡眠時無呼吸は繰り返す低酸素血症による交感神経活動の亢進,睡眠の分断,心臓への過負荷を介して心不全を増悪させている可能性がある.
治療には夜間の持続陽圧呼吸,酸素吸入,炭酸ガス感受性の抑制など種々の方法が試みられている.
掲載誌情報