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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻10号

2001年10月発行

今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療

個々の病態への対応

睡眠時無呼吸と心不全

著者: 麻野井英次1

所属機関: 1富山医科薬科大学第2内科

ページ範囲:P.1702 - P.1703

文献概要

ポイント
 慢性心不全患者の約30〜50%に睡眠時無呼吸が認められ,その約8割が中枢型無呼吸である.
 睡眠時無呼吸は繰り返す低酸素血症による交感神経活動の亢進,睡眠の分断,心臓への過負荷を介して心不全を増悪させている可能性がある.
 治療には夜間の持続陽圧呼吸,酸素吸入,炭酸ガス感受性の抑制など種々の方法が試みられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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