文献詳細
文献概要
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療 個々の病態への対応
睡眠時無呼吸と心不全
著者: 麻野井英次1
所属機関: 1富山医科薬科大学第2内科
ページ範囲:P.1702 - P.1703
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慢性心不全患者の約30〜50%に睡眠時無呼吸が認められ,その約8割が中枢型無呼吸である.
睡眠時無呼吸は繰り返す低酸素血症による交感神経活動の亢進,睡眠の分断,心臓への過負荷を介して心不全を増悪させている可能性がある.
治療には夜間の持続陽圧呼吸,酸素吸入,炭酸ガス感受性の抑制など種々の方法が試みられている.
慢性心不全患者の約30〜50%に睡眠時無呼吸が認められ,その約8割が中枢型無呼吸である.
睡眠時無呼吸は繰り返す低酸素血症による交感神経活動の亢進,睡眠の分断,心臓への過負荷を介して心不全を増悪させている可能性がある.
治療には夜間の持続陽圧呼吸,酸素吸入,炭酸ガス感受性の抑制など種々の方法が試みられている.
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