文献詳細
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
個々の病態への対応
文献概要
ポイント
心不全は非心臓手術における危険因子である.心不全患者の術前評価で重要なのは,患者の心機能,活動能力と非心臓手術の侵襲の大きさである.左室駆出率が35%以下では周術期のリスクが高い.活動能力が低下した(4METs未満)心不全症例の多くは虚血性心疾患であり,術前に運動ないし薬物負荷検査,さらには冠動脈造影にてリスク評価を行う.
心不全は非心臓手術における危険因子である.心不全患者の術前評価で重要なのは,患者の心機能,活動能力と非心臓手術の侵襲の大きさである.左室駆出率が35%以下では周術期のリスクが高い.活動能力が低下した(4METs未満)心不全症例の多くは虚血性心疾患であり,術前に運動ないし薬物負荷検査,さらには冠動脈造影にてリスク評価を行う.
掲載誌情報