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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻10号

2001年10月発行

文献概要

今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療 個々の病態への対応

心不全患者における非心臓外科手術

著者: 西山信一郎1

所属機関: 1虎の門病院循環器センター内科

ページ範囲:P.1723 - P.1725

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ポイント
 心不全は非心臓手術における危険因子である.心不全患者の術前評価で重要なのは,患者の心機能,活動能力と非心臓手術の侵襲の大きさである.左室駆出率が35%以下では周術期のリスクが高い.活動能力が低下した(4METs未満)心不全症例の多くは虚血性心疾患であり,術前に運動ないし薬物負荷検査,さらには冠動脈造影にてリスク評価を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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