icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina38巻11号

2001年10月発行

文献概要

増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント 脳脊髄 総論

読影の基本とポイント

著者: 青木茂樹1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院放射線科

ページ範囲:P.7 - P.9

文献購入ページに移動
頭部MRI読影を中心に
 中枢神経系の画像診断の中心はMRIであるので,ここでは頭部MRIの読影法について述べる.頭部MRIの読影も,胸部X線写真やCTと大きく変わらない.一見して特定の病名と断定するのは,少なくとも最初のうちは慎むべきで,意識して分析的に読影すべきである.また,脳のMRIは最も多くスクリーニングが行われる部位で,まず病変を丁寧に探すところから始めなくてはならない.ここでは,異常所見の拾い上げから解釈までを強いて分けて,少し詳しく述べる.実際には,下記のステップをほとんど無意識に繰り返し,鑑別診断をいくつか考え,それにあった所見がないかと自問自答しながら読影していくことになる(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら