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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻11号

2001年10月発行

文献概要

増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント 頸部 各論

唾液腺と甲状腺

著者: 高橋直也1

所属機関: 1燕労災病院放射線科

ページ範囲:P.132 - P.137

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唾液腺・甲状腺疾患におけるCT・MRIの役割
 唾液腺と甲状腺は,表在に位置するため触診や超音波検査が有用であり,針生検によって組織診断が下される.CT・MRIの役割は,主に病変の由来や局在を正確に診断することにある.唾液腺と甲状腺の主な鑑別疾患を表1に示す.甲状腺疾患では核医学検査で機能が評価されるが,放射性ヨードを用いた核医学検査や内照射を予定する場合,ヨード造影剤を用いた造影CT検査を行ってはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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