文献詳細
文献概要
増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント 胸部 各論
胸膜
著者: 三島慶子1
所属機関: 1産業医科大学放射線科
ページ範囲:P.178 - P.183
文献購入ページに移動正常解剖
胸膜・胸壁の正常解剖1〜3)
胸膜は肺表面を覆う臓側胸膜と胸壁内面を覆う壁側胸膜からなり,両者は肺門部で移行する.また,臓側胸膜は肺の葉間に入り込み,隔壁(葉間裂,fissure)を形成する(図1).
胸膜は胸膜腔に面した一層の中皮細胞とこれを裏打ちする結合組織からなり,胸膜腔には少量の液体が存在する.臓側胸膜と胸壁の間には脂肪に富む結合織があり,胸膜外脂肪(extrapleural fat)という.
胸膜・胸壁の正常解剖1〜3)
胸膜は肺表面を覆う臓側胸膜と胸壁内面を覆う壁側胸膜からなり,両者は肺門部で移行する.また,臓側胸膜は肺の葉間に入り込み,隔壁(葉間裂,fissure)を形成する(図1).
胸膜は胸膜腔に面した一層の中皮細胞とこれを裏打ちする結合組織からなり,胸膜腔には少量の液体が存在する.臓側胸膜と胸壁の間には脂肪に富む結合織があり,胸膜外脂肪(extrapleural fat)という.
掲載誌情報