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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻11号

2001年10月発行

増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント

腹部 各論

肝臓

著者: 近藤浩史1 兼松雅之1 星博昭1

所属機関: 1岐阜大学医学部放射線科

ページ範囲:P.218 - P.225

文献概要

はじめに
 肝の画像診断において,MRIはT1/T2緩和時間,細胞密度,脂肪,出血,金属沈着,血流の評価が可能な点で,X線吸収値の差および血流のみを評価するCTに比べ,より多くの生体情報を提供し,肝の画像診断に大きく貢献している.一方,CTは近年,マルチスライス化が進み,肝全体をごく薄いスライス厚で,5秒前後で撮像することが可能となり,任意の断層像や広範囲のCTアンギオの再構成が可能になりつつある.本稿では,日常臨床で頻繁に遭遇する代表的な疾患を取り上げ,そのCT・MRI所見について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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