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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻11号

2001年10月発行

文献概要

増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント 腹部 各論

子宮

著者: 藤原俊孝1 富樫かおり1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科映像医療学講座

ページ範囲:P.318 - P.324

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正常解剖と生理的変化
正常解剖(図1)
 子宮は膀胱と直腸の間に位置する臓器で,体部と頸部,両者の移行部である子宮峡部に分けられる.子宮峡部はさ数mmであり,上界は解剖学的内子宮口,下界は組織学的内子宮口である.画像上の内子宮口は解剖学的内子宮口に一致する.
 体部は峡部の上方で子宮全体の約2/3を占め,幅広い底辺を有する逆三角形を呈する.その底辺部を子宮底といい,その両端は子宮角で卵管に連なる.体部は子宮内膜,筋層,外膜(腹膜)よりなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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