medicina38巻12号

2001年11月発行

今月の主題 腎・尿路系疾患を診る 腎・尿路系疾患へのアプローチ

蛋白尿へのアプローチ

著者： 小山雄太¹ 今井裕一²

所属機関： ¹本間病院内科 ²秋田大学医学部第3内科

ページ範囲：P.1798 - P.1800

ポイント
　尿蛋白陽性患者に対しては，詳細な病歴聴取のうえ，蛋白尿が持続性かどうか，定量でどのくらい出ているか，どのような種類の蛋白が出ているかを検査し，病変部位を推定する．
　尿蛋白量や血尿・尿沈渣などから，腎生検が必要かどうか検討する．