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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻12号

2001年11月発行

今月の主題 腎・尿路系疾患を診る

一次性糸球体疾患

糸球体疾患の病態生理を考える

著者: 西慎一1 下条文武1

所属機関: 1新潟大学医学部血液浄化療法部

ページ範囲:P.1822 - P.1824

文献概要

ポイント
 糸球体腎炎の発症機序には,液性免疫と細胞性免疫の異常がおのおの関与している.糸球体腎炎の組織型によりどちらが主に働くかは異なるが,両者が複合的に関与している.
 糸球体腎炎の発症機序として,非免疫学的機序,特に糸球体過剰濾過も関与している.糸球体過剰濾過は,糸球体内高血圧に結びつき,糸球体構成細胞の傷害を生む.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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