文献詳細
文献概要
今月の主題 腎・尿路系疾患を診る 一次性糸球体疾患
IgA腎症の診かた
著者: 𡌛村信介1
所属機関: 1三重大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1836 - P.1840
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多くのIgA腎症は無症候性蛋白尿・血尿で経過するので起伏のない静かな疾患にみえるが,免疫学的活動期を看過せず,臨機応変に治療する必要がある.
慢性腎炎は治らないという先入観に惑わされることなく,予後を左右する因子を積極的に改善させる必要がある.
10年以上に及ぶ長期的な視点に基づいた診療姿勢が望まれる.
多くのIgA腎症は無症候性蛋白尿・血尿で経過するので起伏のない静かな疾患にみえるが,免疫学的活動期を看過せず,臨機応変に治療する必要がある.
慢性腎炎は治らないという先入観に惑わされることなく,予後を左右する因子を積極的に改善させる必要がある.
10年以上に及ぶ長期的な視点に基づいた診療姿勢が望まれる.
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