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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻12号

2001年11月発行

今月の主題 腎・尿路系疾患を診る

全身性疾患と腎病変

高尿酸血症を伴う腎機能障害の診かた

著者: 須藤博1

所属機関: 1東海大学医学部腎・内分泌・代謝内科

ページ範囲:P.1856 - P.1858

文献概要

ポイント
 無症候性高尿酸血症は原則として治療の必要はない.
 痛風性関節炎,尿酸尿管結石などの症状を伴った場合には薬物治療の適応と考える.
 腎機能障害を伴う高尿酸血症の治療薬は合成阻害薬が中心となる.
 尿酸排泄促進薬の使用は尿酸結石の危険があるため勧められない.
 高尿酸血症のみでは腎機能低下を起こすとは考えられていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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