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カラーグラフ 消化管内視鏡検査—知っておきたい基礎知識・11
進行胃癌
著者: 長南明道1
所属機関: 1JR仙台病院消化器内視鏡センター
ページ範囲:P.1929 - P.1931
文献購入ページに移動進行胃癌の肉眼分類
胃癌取扱い規約に従って,1〜5型に分類される(図1).1型(腫瘤型)は,明らかに隆起した形態を示し,周囲粘膜との境界が明瞭なもの,2型(潰瘍限局型)は,癌性潰瘍を形成し,潰瘍を取り巻く周堤と周囲粘膜の境界が比較的明瞭なもの,3型(潰瘍浸潤型)は癌性潰瘍を形成し,潰瘍を取り巻く周堤と周囲粘膜の境界が不明瞭なもの,4型(びまん浸潤型)は著明な隆起も潰瘍もなく,胃壁の肥厚・硬化を特徴とし,病巣と周囲粘膜の境界が不明瞭なもの,5型(分類不能型)は上記1〜4型のいずれにも分類しがたい形態を示すものである.
胃癌取扱い規約に従って,1〜5型に分類される(図1).1型(腫瘤型)は,明らかに隆起した形態を示し,周囲粘膜との境界が明瞭なもの,2型(潰瘍限局型)は,癌性潰瘍を形成し,潰瘍を取り巻く周堤と周囲粘膜の境界が比較的明瞭なもの,3型(潰瘍浸潤型)は癌性潰瘍を形成し,潰瘍を取り巻く周堤と周囲粘膜の境界が不明瞭なもの,4型(びまん浸潤型)は著明な隆起も潰瘍もなく,胃壁の肥厚・硬化を特徴とし,病巣と周囲粘膜の境界が不明瞭なもの,5型(分類不能型)は上記1〜4型のいずれにも分類しがたい形態を示すものである.
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