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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻13号

2001年12月発行

今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII

女性患者をどう診るか

診断と治療のストラテジー

著者: 伊藤澄信1

所属機関: 1国立病院東京医療センター内科

ページ範囲:P.1978 - P.1981

文献概要

ポイント
 女性患者を診る場合,妊娠・生理の有無や,特に主訴が腹痛の場合は性交渉歴聴取など,診察に際して配慮が必要である.
 年齢・性別から検査前確率,疾患の頻度と疾患の重篤度を考慮した診断計画を立てる必要がある.
 妊娠中の放射線検査は,通常の線量では問題が少ないといわれるが,精神発育遅滞がありうるともいわれるので15,16週の器官形成期終了までは避ける.
 治療法選択の説明に際し,女性器に対する感情の個人差,審美的要素に配慮し,informed choiceとなるよう心がける.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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