文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII 思春期のレディース・クリニック
にきび
著者: 宮地良樹1
所属機関: 1京都大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.2000 - P.2002
文献購入ページに移動にきびは病態的にも治療面でも,面皰のみの非炎症性にきびと赤色丘疹を伴う炎症性にきびに分けて考える.
非炎症性にきびは皮脂分泌亢進,毛孔閉塞が原因なので,洗顔などのスキンケアが重要である.
炎症性にきびは単なる毛包の細菌感染ではなく,好中球による毛包破壊性炎症なので,好中球機能抑制作用を有するテトラサイクリン,マクロライドが第一選択である.
掲載誌情報