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今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII 成熟期・熟年期のレディース・クリニック
特発性血小板減少性紫斑病
著者: 川合陽子1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.2034 - P.2036
文献購入ページに移動特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic thrombocytopenic purpura:ITP)は,若い女性に頻度の高い疾患である.予後は比較的良好で治療を必要としない軽症のITPも多いが,妊娠・出産を控えた若い女性の治療が問題となる.また,致死的な出血は稀だが,標準的な治療に反応しない慢性の難治例は予後が悪い.
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