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今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII 成熟期・熟年期のレディース・クリニック
乳癌の予防とスクリーニング
著者: 鈴木育宏1 徳田裕1
所属機関: 1東海大学医学部乳腺・内分泌外科
ページ範囲:P.2048 - P.2050
文献購入ページに移動1998年における日本人の女性乳癌の死亡数は8,589人で,女性の全悪性新生物死亡111,615人の7.7%を占める.これは肝・胆,胃,大腸,肺に次いで第5位であるが,2015年にはトップになると推計されている.
一方,1995年における乳癌の罹患数は29,818人で,女性の全癌罹患数194,579人中の15.3%,部位別では胃癌に次いで第2位である.この罹患数は同年の乳癌死亡数の3.8倍であった.また粗罹患率は人口10万人当たり46.6で,部位別には胃癌を抜いて,第1位である.
乳癌検診は視触診とマンモグラフィ,超音波を併用して行う.
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