icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina38巻13号

2001年12月発行

今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII

更年期・高齢期のレディース・クリニック

リウマチ性多発筋痛症と側頭動脈炎

著者: 野口善令1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院総合診療部

ページ範囲:P.2068 - P.2070

文献概要

ポイント
 リウマチ性多発筋痛症は頸部・体幹・肩・殿部・腕などの疼痛,朝のこわばり,血沈の亢進を特徴とする.
 側頭動脈炎は頭痛,側頭動脈の圧痛,腫脹,血沈の亢進を特徴とする.
 両者とも50歳以上に好発し,含併することも多い.
 ステロイドが有効である.
 側頭動脈炎を疑ったら,失明の予防のために早急にステロイド投与を開始し,その後,側頭動脈生検を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら