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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻13号

2001年12月発行

プライマリケアにおけるShared Care—尿失禁患者のマネジメント・3

膀胱・尿道と骨盤底筋の解剖と生理・薬理的機能

著者: 石塚修1 西沢理1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.2144 - P.2147

文献概要

 骨盤底筋の解剖と膀胱尿道との関係
 ヒトは起立して生活しているため,四つ脚動物と比較すると骨盤底は強固である.尿失禁との関連で主に問題となるのは,その脆弱化などを起因とする腹圧性尿失禁であり,これは尿道との関係,また,妊娠・出産を経験する関連上,女性で大きな問題となる.男性で腹圧性尿失禁が問題となるのは,多くの場合が前立腺疾患術後の尿道括約筋の損傷・機能障害が主であり,この場合は専門医が取り扱うことが主体となる.そのため,本稿での解剖については女性を主に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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