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今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 診断
治療効果判定のための微小残存病変の臨床応用
著者: 横田昇平1 岡本朋美1
所属機関: 1京都府立医科大学第3内科
ページ範囲:P.197 - P.199
文献購入ページに移動急性白血病患者では寛解導入後も最大1010程度の白血病細胞が体内に残存しており,これを微小残存病変(MRD)と呼ぶ.
MRDは,腫瘍細胞特異的な蛋白や遺伝子変異を免疫学的手法や分子生物学的手法で検出することで診断できる.
治療開始早期のMRDは予後と相関することから,白血病治療層別化の新たな因子として有用視されている.
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