icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina38巻2号

2001年02月発行

文献概要

今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 診断

治療効果判定のための微小残存病変の臨床応用

著者: 横田昇平1 岡本朋美1

所属機関: 1京都府立医科大学第3内科

ページ範囲:P.197 - P.199

文献購入ページに移動
ポイント
 急性白血病患者では寛解導入後も最大1010程度の白血病細胞が体内に残存しており,これを微小残存病変(MRD)と呼ぶ.
 MRDは,腫瘍細胞特異的な蛋白や遺伝子変異を免疫学的手法や分子生物学的手法で検出することで診断できる.
 治療開始早期のMRDは予後と相関することから,白血病治療層別化の新たな因子として有用視されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?