文献詳細
文献概要
今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 治療の現状と展望 化学療法
急性骨髄性白血病の治療戦略
著者: 宮脇修一1
所属機関: 1群馬県済生会前橋病院内科
ページ範囲:P.208 - P.211
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▶急性骨髄性白血病は,治癒が望める疾患となっている.
▶治癒には,寛解導入療法により完全寛解とすること,寛解を維持するための寛解後療法を実施することが必要である.
▶イダマイシン®とシタラビンの併用による寛解導入療法が行われ,約80%で寛解が得られている.
▶導入療法時のものと交差耐性を示さない薬剤を用いた地固め療法で,約30%の無病生存率が得られているが,欧米では,シタラビン大量療法の有効性が報告されている.
▶成績向上のためには,症例を層別化し,それぞれに最適の治療法を,多施設共同研究により確立する必要がある.
▶急性骨髄性白血病は,治癒が望める疾患となっている.
▶治癒には,寛解導入療法により完全寛解とすること,寛解を維持するための寛解後療法を実施することが必要である.
▶イダマイシン®とシタラビンの併用による寛解導入療法が行われ,約80%で寛解が得られている.
▶導入療法時のものと交差耐性を示さない薬剤を用いた地固め療法で,約30%の無病生存率が得られているが,欧米では,シタラビン大量療法の有効性が報告されている.
▶成績向上のためには,症例を層別化し,それぞれに最適の治療法を,多施設共同研究により確立する必要がある.
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