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文献概要
今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 治療の現状と展望 造血幹細胞移植
造血器腫瘍に対する臍帯血移植
著者: 加藤俊一1
所属機関: 1東海大学医学部小児科
ページ範囲:P.251 - P.253
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臍帯血幹細胞は骨髄あるいは末梢血中の幹細胞と比較して未分化で増殖能力に富むため,少数の移植細胞数でも血液学的再建が可能である.
臍帯血リンパ球は免疫学的に未熟であるため,移植免疫反応であるGVHDが重症化しにくく,HLAが一部不一致のドナーからの移植も可能である.
移植成績と相関する重要な因子は移植時期と移植細胞数である.
臍帯血幹細胞は骨髄あるいは末梢血中の幹細胞と比較して未分化で増殖能力に富むため,少数の移植細胞数でも血液学的再建が可能である.
臍帯血リンパ球は免疫学的に未熟であるため,移植免疫反応であるGVHDが重症化しにくく,HLAが一部不一致のドナーからの移植も可能である.
移植成績と相関する重要な因子は移植時期と移植細胞数である.
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