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今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 治療の現状と展望 支持療法
造血器腫瘍における適切な輸血療法
著者: 中島秀明1 半田誠1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部輸血センター
ページ範囲:P.266 - P.268
文献購入ページに移動輸血はヘモグロビン値6〜8g/dl,血小板数1〜3万/μlを目安に行う.
FFPは凝固因子が低下した症例のみ適応となり,血漿蛋白の補充や栄養補給目的の使用は適応とならない.
頻回の輸血が予想されるため計画的な輸血を行い,輸血量を最小限に抑えて副作用を回避すべきである.
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