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今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望 治療の現状と展望 造血器腫瘍の新しい治療
急性前骨髄球性白血病の分化誘導療法—ATRAと亜砒酸
著者: 樋口敬和1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院内科血液
ページ範囲:P.281 - P.283
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急性前骨髄球性白血病に対するall-trans型レチノイン酸(ATRA)による分化誘導療法は,確立された治療法となっている.
ATRA療法の大きな問題点はATRA症候群とATRA耐性の獲得である.
ATRA耐性の克服には亜砒酸が有効である可能性が高く,臨床研究が進行中である.
急性前骨髄球性白血病に対するall-trans型レチノイン酸(ATRA)による分化誘導療法は,確立された治療法となっている.
ATRA療法の大きな問題点はATRA症候群とATRA耐性の獲得である.
ATRA耐性の克服には亜砒酸が有効である可能性が高く,臨床研究が進行中である.
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