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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻2号

2001年02月発行

文献概要

図解・病態のメカニズム—呼吸器疾患・4

慢性閉塞性肺疾患とびまん性汎細気管支炎

著者: 上原隆志1 木田厚瑞1

所属機関: 1東京都老人医療センター呼吸器科

ページ範囲:P.323 - P.327

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 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD),びまん性汎細気管支炎(diffuse panbronchiolitis:DPB)は,広範囲な肺内の慢性炎症により,進行性で不可逆的な閉塞性機能障害をきたし,晩期において労作性呼吸困難を主症状とする慢性呼吸器疾患という共通点をもつ.しかし両疾患の治療方針は明確に異なっており,したがって両者の鑑別は重要である.
 本稿では両疾患の病態の差異について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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