文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医が診るリウマチ リウマチ性疾患の新知識
小児慢性関節炎の新しい分類
著者: 藤川敏1
所属機関: 1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
ページ範囲:P.377 - P.379
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▶米国リウマチ学会と欧州リウマチ学会では,小児期に発症する慢性関節炎の概念,分類,用語の違いがあった.
▶そこで国際リウマチ学会が用語の統一のため委員会を作り検討した結果,若年性特発性関節炎として,全身性関節炎,小関節炎,RF陰性多関節炎,RF陽性多関節炎,乾癬性関節炎,筋腱付着部炎関連関節炎,その他の関節炎に分類されることになった.
▶したがって若年性関節リウマチ(JRA)という用語が使われなくなり,JRAの全身発症型,多関節発症型,小関節発症型とされていた3病型は,若年性特発性関節炎の7病型の1型として分類されることになった.
▶米国リウマチ学会と欧州リウマチ学会では,小児期に発症する慢性関節炎の概念,分類,用語の違いがあった.
▶そこで国際リウマチ学会が用語の統一のため委員会を作り検討した結果,若年性特発性関節炎として,全身性関節炎,小関節炎,RF陰性多関節炎,RF陽性多関節炎,乾癬性関節炎,筋腱付着部炎関連関節炎,その他の関節炎に分類されることになった.
▶したがって若年性関節リウマチ(JRA)という用語が使われなくなり,JRAの全身発症型,多関節発症型,小関節発症型とされていた3病型は,若年性特発性関節炎の7病型の1型として分類されることになった.
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