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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻3号

2001年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診るリウマチ RAの薬物治療の進歩

メトトレキサート製剤の使い方と注意点

著者: 鈴木康夫1 伊藤彦1 市川陽一1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科

ページ範囲:P.434 - P.437

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ポイント
 RAに対する投与量は保険適用上,週8mgまで(リウマトレックス4C/週)である.効果不十分例では注意しながら週15mgまで増量できるが,インフォームドコンセント取得が重要である.
 エスケープ現象がみられた場合は,投与量増加で効果が再現できる.
 副作用には用量依存性と非依存性のものがあり,前者には肝機能異常や口内炎,消化器症状があり葉酸併用で軽減できる。用量非依存性の副作用では急性間質性肺炎に注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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