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文献概要
今月の主題 内科医が診るリウマチ RAの薬物治療の進歩
近未来の治療法—抗サイトカイン療法を中心に
著者: 西本憲弘1
所属機関: 1大阪大学健康体育部健康医学第一部門
ページ範囲:P.441 - P.445
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RAの病態には,TNFα,IL-1,IL-6,IL-8,GM-CSFなどの炎症性サイトカインがかかわっている.
炎症性サイトカインの過剰産生が続くと,滑膜細胞や血管内皮細胞の増殖,破骨細胞の活性化やコラゲナーゼの産生が誘導され,骨・軟骨破壊が進む.
生体内では複数のサイトカインがネットワークを形成している。
TNFαの阻害は,RAに対する最も期待される抗サイトカイン療法の一つである.
RAの病態には,TNFα,IL-1,IL-6,IL-8,GM-CSFなどの炎症性サイトカインがかかわっている.
炎症性サイトカインの過剰産生が続くと,滑膜細胞や血管内皮細胞の増殖,破骨細胞の活性化やコラゲナーゼの産生が誘導され,骨・軟骨破壊が進む.
生体内では複数のサイトカインがネットワークを形成している。
TNFαの阻害は,RAに対する最も期待される抗サイトカイン療法の一つである.
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