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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻3号

2001年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診るリウマチ RAの薬物治療の進歩

近未来の治療法—抗サイトカイン療法を中心に

著者: 西本憲弘1

所属機関: 1大阪大学健康体育部健康医学第一部門

ページ範囲:P.441 - P.445

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ポイント
 RAの病態には,TNFα,IL-1,IL-6,IL-8,GM-CSFなどの炎症性サイトカインがかかわっている.
 炎症性サイトカインの過剰産生が続くと,滑膜細胞や血管内皮細胞の増殖,破骨細胞の活性化やコラゲナーゼの産生が誘導され,骨・軟骨破壊が進む.
 生体内では複数のサイトカインがネットワークを形成している。
 TNFαの阻害は,RAに対する最も期待される抗サイトカイン療法の一つである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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