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文献詳細

雑誌文献

medicina38巻3号

2001年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診るリウマチ 座談会

内科臨床におけるリウマチの診かた

著者: 上野征夫12 大西利明3 桃井康晴4 山中寿5

所属機関: 1西村病院内科 2本庄総合病院 3大西内科医院 4ももい整形外科 5東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター

ページ範囲:P.467 - P.477

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筋・骨格系の痛み―どのような疾患か多いか
 山中(司会) 本日は「内科臨床におけるリウマチの診かた」についてお話しいただきます.一般内科医は,筋・骨格系の疾患の診察のトレーニングをあまり受けていないことが多いと思います.まず,どういう点に気をつけて診断すればいいのかを伺いたいと思います.上野先生,いかがでしょうか.
 上野 確かに内科医は筋・骨格系の診察はあまり得意ではない傾向があると思います.ルチンの身体所見をとる際,胸部・腹部の触診はきちんとやっても,ややもすると筋・骨格系の診察が完全に抜けてしまう.心臓や肺を診察するときと同じように,ルチンの中に筋・骨格系の基本的な診察を入れてもらいたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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